生駒の家 民家再生・セミDIY 進捗状況7

いよいよ後半の工事が始まりました。
台所の天井を撤去すると大きな丸太梁が出てきました。梁は化粧で現しにします。
真ん中の2畳分ほどは吹抜けにします。上部は落ち棟の低天井で、天窓を設置します。
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床もあっという間に解体されました。 束、大引からやり直し、断熱材も入れます。 

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キッチンの隣の三畳の間の床下から、掘りごたつの痕跡が出てきました。

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真ん中に炉があります。この時代は練炭を入れていたそうで、電気ごたつよりもずっと暖かいようです。
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改修前は板の間でしたが、元は畳敷だったようです。モジュールが本間サイズですので少し広めの三畳の間で、茶の間的に使われていたように思います。


二階も造作工事が進み、形が出来てきました。
左側の壁にはボルダリング用のボードを張ります。階下から壁を登り、柵を乗り越えて二階に上がることも想定していますので、柵の手すり子はしっかりと太めの材にして、吹抜け側には横に一本手掛かりを通しました。

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キッチンのL型ステンレス天板も届きました。天板の大きなこと!最近はビス留めの二分割のものもあるようですが、溶接の一体ものにしています。
真ん中に置く作業台の天板は黒の人工大理石です。充実したキッチンになりそうです。
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キッチンや作業台、カウンターや食器棚などの作り付け家具は、全て大工さんに作って頂きます。
出来上がりが楽しみです。





# by frontdesign | 2018-07-13 23:57 | 生駒の家 民家再生・セミDIY | Trackback | Comments(0)

生駒の家 民家再生・セミDIY 進捗状況6

階段が完成し、2階への上り下りが楽になりました。

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表裏とも全部見えるスケルトンの階段です。
大工さんの手の仕事。ささら桁の刻みから始められました。

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組まれているところ。1段ずつ蟻加工をしていただいています。

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段板を組まれ、しっかりとした階段になりました。
段板は13枚ですので、ささら・段板、それぞれの両側で13×4カ所の加工。2階への掛かりも足元も化粧です。仕事の数を数えていたらキリがないですが、一カ所ずつ丁寧な良い仕事をしていただき有難たく思います。図面で線を引くのと実際に作るのは大違いです。

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2階から見たところ。

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2階の落ち棟部分は天井が低く、元は収納でしたが1階からの吹抜にすることになりました。天井にはウールブレスの断熱材を入れ、杉板張りで仕上げていただきました。丸太の母屋は良い具合に現しになりました。

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丸太と杉板の取り合いは、光り付けでピシッと納めていただいています。

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大工さんの小型プレーナー。DIYでお施主さんもご近所さんもお使いになられ、大活躍です。

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壁や天井の仕上げに使う吉野杉の板が届いていました。これもまた色つやの良い材で、見ているだけで気分が高揚します。

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こちらは浴室の壁天井に張る吉野桧。良い材で仕上がりが楽しみです。

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設計事務所の仕事として、計画をまとめて図面を描かないと始まらないのですが、現場に行くのが何よりの楽しみです。








”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2






# by frontdesign | 2018-07-01 09:35 | 生駒の家 民家再生・セミDIY | Trackback | Comments(0)

王寺の家 外構工事

王寺の家は、外構の工事が進んでいます。
敷地全体と駐車スペースの整地、物干し場のサービスヤード、フェンスと木の柵の設置、ウッドデッキ工事等があります。ウッドデッキとサービスヤードは材木の刻みから始まり、現場で組み上げられました。
ウッドデッキは高床で、半分以上は屋根が掛かります。

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転落防止用に低めの柵を設けていますが、少し囲まれているだけで半屋外的な空間になるように思います。キリムでも敷いて床に座っても気持ち良さそうです。


床下は束を立てて貫で固めて頂きました。端に階段を設け、庭に下りることが出来るようになります。
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ウッドデッキの室内側は食堂で、掃き出し窓のところはベンチにしており、小上がりでウッドデッキに出ることが出来るようになります。

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外側には木の柵を巡らします。少しずつ落ち着いてきました。
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# by frontdesign | 2018-06-30 23:44 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況2

加工場では墨付けも終盤で、手刻みも始まりました。

丸太を擦った二本の太鼓梁と台持ち継ぎの2本の丸太の地棟を組み、構造として化粧で現しにします。木は自然の反りがありますので、使う材に合わせて高さ寸法を決めていきます。先日、現物を見ながら最終の墨の打ち合わせをしました。

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若手の大工さんも親方に倣って丸太の墨付けをされています。角ものとは違いますので墨付けも技能が必要です。材として考えると、丸太は捨てる部分が少なくそのまま使えて良いなあと思います。乾燥はしにくいですので収縮もありますし、強度的にも大き目の材を使いますが、横架材の場合は自然の反りを利用して荷重を支えることができます。

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構造材は全て吉野の桧と杉材です。近くに良質の木の産地があることは大変有難く思います。

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加工場にはうず高く材木が積まれており、次から次へと墨付けをされてきました。
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大きな材に墨をつけるときは、ひっくり返したり積み上げたりするのには相当な力が要ります。大工さんは力持ちだなぁとつくづく思います。

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現場の方は基礎の型枠が取れて、天端均しが終わっています。ポンちゃんの家は空気集熱式太陽熱利用システムの「そよ風」を搭載するため、基礎断熱にします。

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この敷地にはもともと家が建っていたそうです。過去の航空写真を見ていると、その家が建つ前は林地でした。これから家が建ち再び新しい風景に更新されます。
棟上げが楽しみです。

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# by frontdesign | 2018-06-30 00:40 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

生駒の家 民家再生・セミDIY 左官下ごしらえ

工事は着々と進んでいます。

左官壁は全て塗りなおしをます。座敷廻りと玄関廻りの施工は左官屋さんにお願いして、その他のところはお施主様DIYで作業をされることになりました。まず初めに表面の仕上げ材を落とす作業。スタートの日には左官屋さんに来ていただき、仕上げの剥離の方法を教えていただきました。

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工務店さんのほうで道具をご準備いただき、ご一緒に。

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一旦壁を湿らせて、丁寧に剥離します。真壁は柱や差し鴨居に囲まれた範囲に区切られていますので、区切りのない大壁より安心して作業ができます。

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一部撤去した土壁の土は廃棄せずに再利用をすることにしました。左官屋さんに電動ふるい機をお借りして、解体した土をふるいに掛けました。これもお施主さんDIY作業です。この電動ふるい機は、網の上の土をガタガタと振動させながらふるいにかけ、荒壁の大きなスサや表面の固まった仕上げ材は網の上に残し、細かい土とに分離することができます。強力な振動で土の塊も粉砕され、網を通って細かな土になりました。土埃がたちますが、あっという間にふるい分けられます。

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網から下に落ちた土。細かいスサはこちらに落ちます。

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ふるい分けられた荒壁のスサと表面仕上げ材。
荒スサが多いのでごみの重量がかなり減りました。このスサは荒壁のつなぎになっていたスサです。

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細かい土は土塗り壁の材料として新しい土に混ぜて使います。それほど多い量ではないのですが、土を再利用できごみも減りますので嬉しく思います。


土も木も、再利用できる材料です。大工工事で出る木の廃材は薪ストーブの燃料になったり、工作の材料にもなります。建築工事は多くのごみが出るものですが、自然の材料を使っていると次の利用方法もありますので環境負荷も少なくなります。











# by frontdesign | 2018-06-29 08:06 | 生駒の家 民家再生・セミDIY | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市


by yuriko iwaki
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